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左脳の脳トレ
日本の学習の多くは、左脳をメインにしてモノを覚える脳トレが基本です。言語脳と呼ばれる左脳は、言葉を聞き取ったり話したりする基本的な役割のほか、言葉の意味を解釈したり、言葉を目で見て記憶したりする機能があります。
人生のなかで必須ともいえる情報は、左脳がデータを記憶しており、必要なときに引き出せるようになっています。顕在意識をコントロールする左脳は、分析力や理解力のほか、思考の方法や理性など、管轄する範囲が意識にまで及びます。
非常に役割の多い左脳ですが、欠点として容量が少ないことがあります。そのため、情報を消化していくことは可能でも、昔の記憶や思い出などを引き出すには向いていません。
これは、データベースでいうならば、情報が入ってくるたびに、従来の情報を破棄していくという感覚です。つまり、脳トレで左脳だけを強化しても、記憶したデータを脳に保存するのが難しいのです。
人間の脳は、左脳を使う機会が多くなっており、学習においては英語や国語、英単語の暗記、数学の方程式、社会、論理などは、右脳よりも左脳をメインとして学習していきます。ですが、左脳だけの脳トレの場合、記憶力のアップの面で役不足なため、せっかく記憶した知識を忘れやすくなるのです。
このような現状から、脳を鍛える脳トレでは、左脳のほかに記憶を管轄する右脳も同時に強化したほうがよいのです。文章を読むときなど、右脳でイメージした内容を左脳へ送信し、そこで左脳が文章を読んでいくため、両方の脳の働きのバランスが重要です。