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脳に良くない食生活
食生活と関連性の高い脳トレは、効率を悪くしてしまう食品があることも理解しておきましょう。脳に悪い食品は、脂分の多い食品全般です。
てんぷら、フライ、コロッケなどに使用される油には、リノール酸が多く含まれています。リノール酸はアルツハイマー病のリスクを上昇させる成分で、脳トレとの相性が悪い成分です。
脂質の摂取が多くなると、脳内に活性酸素が増加し、それにより脳の働きを悪くしてしまうのです。もともと脳には自己防衛機能があり、細胞膜が活性酸素のダメージを受けないようにガードする役割があります。しかし、活性酸素の量が過剰になると、ガードする機能のほうが負けてしまい、脳の機能を悪化させることにつながるのです。
脳トレの効率を最大限に発揮するには、脳にプラスとなる栄養素を摂取する必要があります。脳のエネルギー源であるブドウ糖を摂取し、集中力や思考力を向上させましょう。脳内のブドウ糖が減少すると、学習や仕事の能率も悪くなります。
ブドウ糖が減少する食生活は、糖質(炭水化物)を減らすダイエットも関係しています。このような状態は、全身のだるさ、頭の鈍重感などの症状へと至ります。
脳が疲労しているとき、チョコレートや飴玉がほしくなるのは、脳にブドウ糖が不足している状態です。この状態で脳トレを行っても効果が半減するため、まずはブドウ糖の摂取から始めてみましょう。そのうえで、ビタミンB1やベータカロチンなどを摂取するのが理想です。