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指先運動で脳トレ
指先で行うジグソーパズルが脳トレに有効なのは、かなり昔から知られていました。指先を使いながら脳を使うというサイクルは、ボケ予防にもよいと言われています。ジグソーパズル以外では、テレビゲームも脳トレに役立つとされ、ボケ防止によいとメディアでも注目されています。
脳の機能を高めるために指先は非常に大切な役割を担っています。脳科学者の話によると、ジグソーパズルやテレビゲームなどで指先を使う人ほど、アルツハイマーや認知症を患うリスクが低いそうです。
指には多くの神経が集中しており、動作は脳へとじかに伝わります。指を使う作業ならば何でも効果的ですが、すべての指を駆使する作業がベストだと言われています。
この作業に当てはまるのは、ピアノ、ギター、パソコンなどです。ただ、これらの動作は初心者のときは有効ですが、上達すると脳トレ効果が弱くなると言われています。それは、上達するに従って、何も考えなくても指先が動くためです。
指先を使う脳トレでは、自分の頭で考えなければ進めないような作業がベストです。頭で考えることで、適度な刺激を脳に与えます。ここでは、日々の日常にはない指先の動きを必要とする脳トレが適しています。
日常的に行えるトレーニングとしては、パソコン、ピアノ、ギターなどがよいでしょう。特にパソコンでキーボードを叩く作業は、効率的に脳の機能を高めてくれます。ただ、何も考えなくても勝手に指が動くレベルにまで達すると、あまり脳のトレーニングには効果がないようです。