集中力を高める＠脳トレで脳力アップ

パズルが脳トレによいのは昔から有名です。パズルには、トランプの神経衰弱、オセロ、ジグソーパズルなどがありますが、どこでも簡単にできる脳トレとしてルービックキューブをオススメします。

ルービックキューブは、1980年代に流行したサイコロ型のパズルのことです。あの当時、老若男女に関係なく、大勢の人がルービックキューブにハマっていました。
ルービックキューブの一面には9つのキューブがあり、すべての面のカラーを同じにするというシンプルなパズルです。しかし、これら一連の作業は、簡単なようでかなり難しいものです。

ルービックキューブが脳トレとして効率的なのは、構造が立体になっているからです。人間は平面での処理には慣れていますが、立体となった状態で作業を行うことは不得意です。そのため、何度も失敗を繰り返しながらカラーを合わせる必要があり、これら一連の過程が脳の働きを活性化させるのです。

現在、ルービックキューブを使用した脳トレが再び復活しつつあります。近年のタイプは、従来にはない商品が多くなっており、キューブのほかに攻略本がセットになっています。攻略本を読んで解くのでは意味がないように感じますが、現在の趣向は早解きになっているのです。

昔のようにパズルのカラーを揃えるだけでなく、そこまでの時間を追及していくスタイルに変化しているのです。このように、色あわせと時間という２つの刺激を脳に与えることで、脳トレの効率は一段と高まります。