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将棋で脳トレ
各種メディアで注目されている脳トレは、ジグソーパズル、テレビゲーム、パソコン、ピアノ、ギターなどが有効な手段だとされています。そのなかでも、日本の将棋は、常に先を想定する性質から、右脳を鍛えるのに非常に有効です。
将棋盤のうえで駒を進めて相手を攻撃していく将棋は、数手先までを想定しながらプレイします。こうして見ると、左脳を使って理論的に攻めていく感じもありますが、実際には先の展開を想定する性質から右脳がメインになるのです。将棋の名人ともなると、将棋盤を見なくてもイメージだけで何人もの相手と勝負できるため、相当に右脳が発達していると考えられます。
将棋での脳トレは、右脳が7〜8割程度で、左脳が2〜3割程度を使うことになります。左脳の前頭葉は、直感・アイディア・イメージ力・論理力などを発揮する器官です。
左脳の機能のなかでも直感力は、人生経験や才能からアイディアへつなげていく能力なので、経験が不十分だったり、才能がなかったりすると、充分な機能は発揮できません。ですが、論理力の場合は、脳トレや学習によって高めることが可能なのです。
将棋が上手くなりたいという人は、将棋ゲームや本などで学習したり、プロの試合を見たりして学習しましょう。将棋は自分で試合をしなくても、相手の試合を見ながらイメージするだけでも脳トレとして効果的です。すぐには脳の機能アップは体感できませんが、継続することで効果が得られるでしょう。